Skydio

自分を追尾するドローンです。

www.skydio.com

 

以前のSkydioのデザインのほうがコンパクトでよかった気もします。

スキーヤーとしては、客観的に自分の滑りを記録できるマスト的なアイテムになりそうですが、残念ながら、これを自由に使えるスキー場はありません。

Skydio 2は現在、米国およびカナダ以外での使用は認定されていません。

 

スキー場に個人を追尾できるカメラを置いて、それで記録してくれるサービスとかあったらいいなーと思います。

 

医療情報ネット

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 医療情報ネットとは、行政が提供する、ばらつきのない情報が掲載された診療所・病院検索サイトです。

 Googleなどで検索すると、情報がたくさんあり過ぎて、何が正しい情報か分からないときがありますよね。

 そこで、情報の偏りをなくして、公平に診療所・病院を選択できるようにするために、法令で医療情報の提供を義務付けて、それを集めて公開することにしました。

 それが医療情報ネットです。

 

 実際に見てみましょう。

 医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について |厚生労働省

 各都道府県ごとにサイトが異なっています。

 各都道府県ごとに情報を集めて公開しているからですね。

 

 神奈川県はこんな感じ。

  かながわ医療情報検索サービス

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 謎の鳥がいます。なんでしょうね。特に説明はないようです。ちょっとググったくらいでは出てこないくらいは謎です。

 検索はいろいろな方法でできるようです。

 デザインはちょっと野暮ったいですが、思ったよりいろいろな情報がありそうです。

 

 別の県を見てみましょう。

 長野県はこんな感じ。

 長野県広域災害・救急医療情報システム「ながの医療情報Net」

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 おお。圧倒的におしゃれです。

 謎のキャラはやっぱりいますが、ちゃんと紹介があります。「アルクマ」だそうです。

 被り物はなんと着せ替え可能みたいです。すごい。

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参考: http://arukuma.jp/about

 

 神奈川県にはぜひ頑張ってほしいところです。

 

 そんな神奈川県のサイトで検索してみましょう。

 「かんたん検索」を選ぶと、大量のチェックボックスが出てきます。

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  ちょっとおなかいっぱい。全然かんたんじゃない。

 

 とりあえず無視してそのまま検索。

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  うーん。

 これは検索時にちゃんと絞って探せよ、ということみたいですね。

 各医療機関のリンクを押すと、ちゃんと詳しい情報が出てきます。

 

 長野県です。

 「急いで探す」というメニューがあります。

 そうだよね、すぐ行きたいときは急いでるよね。

 とてもいいメニュー名です。

 

 押してみると、なんと「現在診療中」かどうかの選択があります。

 これは結構便利じゃないでしょうか。

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 そのまま検索。

 見やすいです。診療科目のありなしも分かって便利です。

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 地図でもちゃんと探せますが、、、神奈川県がかわいそうなので、画像は載せないでおきます。

 

 思わず神奈川県のダメ出しみたいになってしまいましたが、情報は同じだと思いますので、ぜひがんばっていただきたいところです。

OTC医薬品

風éªè¬ã®ã¤ã©ã¹ã

 一般人にとって、医療業界の用語というのはよく分からないものが多いです。OTC医薬品もその一つです。

 

 OTCというのは、Over The Counter、つまり、カウンター越しに対面で販売できる医薬品、という意味だそうです。一般用医薬品と呼びます。

 そうでないものは、医療用医薬品で、つまり医師が処方する薬のことです。

 昔は大衆薬とか市販薬とか言われていました。

 

 普通に買える薬と医師が処方する薬、そもそも、どういう違いがあるのでしょうか?

 

 法律としては、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という法律の中で定義されています。

 

 まず、医薬品、つまり薬としての定義があります。

 薬は、病気の診断、治療、予防に用いられる、もしくは、身体の構造、機能に影響を及ぼすもので、機械器具等でないもの、とされています。

 食べ物はだいたい身体に影響があるのではないか、ということで、食品とどう違うのか、という疑問がありますが、影響の程度と単に表示するかどうか、つまり、宣伝するかどうかで決まってくるようです。

 参考:食品の定義

 

 また、食べ物でなくても身体に塗るものも薬ですよね。では化粧品とどう違うのかですが、これは同じ法律の中で定義があって、これもやっぱり影響の程度と表示で決まるようです。

「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。

 

 では、一般用医薬品と医療用医薬品はどう違うのでしょうか?

 定義を見てみましょう。

一般用医薬品 医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであつて、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)をいう。 

 

 また出てきました。影響の程度。

 つまり、こういうことになりそうです。

 

  • 身体に影響がほぼないもの …… 食品、化粧品
  • 身体に影響が少しあるもの …… 一般用医薬品
  • 身体に影響がすごいもの  …… 医療用医薬品

 

 それなら、早く治したいから医療用医薬品一択じゃないか、と思われるかもしれませんが、そう考えるのは早計です。

 まず、薬による治療法の種類と副作用について知る必要があります。

 治療法の種類については、以下の4つがあるそうです。

 

  • 原因療法 …… 原因となるものを排除し、治療します。
  • 対症療法 …… 症状を和らげます。治療はしません。病気は自然治癒力で治ります。
  • 補充療法 …… 不足しているものを補ないます。ビタミン剤、輸血、目薬などがこれに当たります。
  • 予防療法 …… あらかじめ脅威に備えます。ワクチンを打つなどです。

 

 参考:2. 薬の作用効果と副作用 | 薬についての知識 | セルフメディケーション・ネット - NPO法人セルフメディケーション推進協議会(SMAC)

 

 一般用医薬品は、だいたい対症療法をするものだと言えるでしょう。つまり、放っておいても治るものです。

 なぜ対症療法をするものが多いかと言えば、それが最もいい方法だからです。

 特に、一番多いかぜは、ほとんどウイルスが原因だそうですが、その種類があまりにも多いため、原因を特定するのが難しいそうです。自然治癒力だけで治るため、原因を探すより、さっさと自然治癒力を上げるほうが結果的には早く治るわけですね。

 参考:風邪(かぜ)の症状・原因|くすりと健康の情報局

 

 一方、副作用というのは、薬が本来もたらす効果とは異なる効果を身体に与えてしまうことです。

 つまり、本来の効果を得ようと思って薬を使ったはずなのに、副作用の方が強すぎて、逆に身体にダメージを受けてしまった、ということがありえます。

 

 これらが、闇雲に強い薬を使えばよいわけではないという理由です。

 また、薬の効果というのは統計的なものであって、必ず自分に効くものだとは限りません。

 したがって、すぐに治りそうな病気なら、OTC医薬品で症状を抑えて、無理をせず、自然治癒力による回復を待つのが手です。

 もちろん、それでは治らない病気の場合は、きちんとお医者さんにかかりましょう。

 

 どんなOTC医薬品が自分に効くのかは自分ではなかなか分からないものです。そんなときは、カウンターの向こうにいる専門家、薬剤師さんに相談してみましょう。

 また、症状から検索できるサイトもありますので、活用しましょう。

search.jsm-db.info

ファミリードクター?ジェネラルプラクティショナー?プライマリ・ケア?

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 皆さんは病気かな?と思ったとき、どこのお医者さんにかかりますか?

 

 まず最初にかかるお医者さん、それがファミリードクター、あるいは、ジェネラルプラクティショナーです。日本語では家庭医、総合診療医などとなります。かかりつけ医といったほうがしっくりくるかもしれませんが、以降、GPと呼びます。

 ただ、日本ではなかなかこのGPが受け入れられなかったようで、やっとGPの専門医制度が始まったばかりです。ですので、よく行くお医者さんがGPであることはあまりないかもしれません。

 この最初にかかる医療のことを、プライマリ・ケアといいます。日本語では一次医療とかになるみたいです。じゃあ最初に大病院にかかればそこも一次医療になるの?とかいう疑問が生まれますが、そもそも、プライマリ・ケアを担うのはGPであり、そのためのGP制度というものがあります。

 GP制度というのは、最初のお医者さんは必ずGPでなければならない、というもので、なので「一次」なのですね。ご存知の通り、自分で病院を選べる日本ではGP制度がありません。

 WHO的には「プライマリケアは、ケアやゲートキーパー以上の役目であり、最初の第一線としてアクセスされ、継続的・統合的に調合されたケアを提供する保健制度の中心的な役割である。必要とされた際の第一線コンサルタントであり、短期の疾病に限らず個人の長期的な保健状態を診る」だそうです。

 最初の絵は、総合診療医のWikipediaの項目にあるエドワード・ジェンナーさんです。やたらかっこいいですね。

 

 

 GP制度がある国でのGPの割合がWikipediaに載っているので、グラフにしてみました。日本はありません。

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 アイルランドはGP率66%だそうです。すごいですね。特に英国方面はGPに力を入れているそうです。

 

 GPがいると、何がいいのでしょうか?今のかかりつけ医でよくない?自由に病院に行けるほうがよくない?というか、それって内科じゃない?

 

 どうも医師の間でも、GPと内科医の違いが分からないことが多いそうです。とある記事にある表です。さっぱり分かりませんね。

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 分かりやすいのは、外来メインか入院メインかですが、これは単に働く場所ですよね。他の記事等を見てもスッキリ説明してくれているものは見当たらないのですが、どうも地域包括ケア的な働きを求められているのがGPみたいです。でも一般人から見るとよく分からないですよね。

 

 でも日本ではまだまだ始まったばかりの、よちよち歩きの制度です。これからの日本のGPが作る医療の未来に期待していきましょう。

 

サイバー心気症

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 突然ですが、あなたには頭痛があります。気になって病院にかかりましたが、何でもありません、ただの片頭痛です、とお医者さんに言われます。気になるなら痛み止めを出しておきますが、どうしますか?と言われます。痛み止めをもらって飲んでみたものの、頭痛は収まりません。またお医者さんにかかりましたが、そういうものですよ、といって、また痛み止めをもらいます。

 

 そんなとき、あなたは自分の頭痛は何か恐ろしい病気のせいであって、このお医者さんがそれを理解できないだけなのではないか、そう思ってしまわないでしょうか?

 自分しか分からないからだの問題を、何か恐ろしい病気にかかっているせいではないか、と思い込んでしまうことを心気症というそうです。

 原因が分からない症状に対しては、不安になるものです。ネットが発達している現代では、容易にそういった、からだの不調の内容と病気の関係を示す情報にたどり着くことができます。サイバー心気症という言葉は一般的な言葉かは分かりませんが、分かりやすいなとは思います。

 でも、自分は確かに異変を感じている。なのに、医師は気のせいと言う。そういう状況になったとき、自分の異変を否定されたように感じて、医師が間違っていると思い込んでしまうのは、そんなにおかしなことでもないかなと思います。医師も人間ですから、間違うこともあります。1%以下の確率かもしれませんが、本当にそうである可能性もあります。確率の問題というのは、個人にとってみれば、どうでもいい問題です。そうかもしれない、という不安を拭い去ってくれるものではないのですから。不安を拭い去ってくれるのは、異変を病気だとちゃんと診断してくれて、できれば異変をなくしてくれる治療を施してくれること、それだけです。

 

 ある医師は、「ネットでの自己診断を止めて医師にかかるように。もし何も問題ないのなら心配せずその診断を受け入れ、それでも不安になるようならばストレスに対応する心理療法の一種である認知行動療法をお勧めする」と言っています。

 これは最初の医療はGPが診ることが決まっているGP制度が整備されている英国の医師の発言ですので、そのまま日本では当てはまらないかもしれませんが、いや、そもそも、病気かどうかの最初の診断は自分でやらなければならないではないですか。毎日医師が自分の身体を診てくれて、自分の身体に起きていることを自分と同じように感じてくれて、それでちゃんと診断してくれるのなら、診断結果を受け入れますけど、そんなことは現実にはないじゃないですか。どんどんと患者が来る忙しくて疲弊している状況の中で、少しの診察時間と不十分な情報で判断しているじゃないですか。それで誤診になる例も知っていますよ!

 と、きっと思う人はいるはずです。 

  それでもお医者さんは正しいのであり、私たちに残されているのは、不安をなかったことにすることだけです。

 納得はできないかもしれませんが、それでお医者さんを変えたり、検査を重ねても、結果は変わりません。自分が疲弊するだけです。それによって、本当の病気になってしまうかもしれません。そうすると、1%以下の確率をとるのか、今後の行動で病気になる確率をとるのか、という話になります。この確率の問題はもう、どうでもいい問題ではありません。

 

 ただ、実際に、重篤な疾患が潜んでいた例もあります。

  「医者は現場でどう考えるか」という本に、海外の例ではありますが、いくつかの事例が載っています。

医者は現場でどう考えるか

医者は現場でどう考えるか

 

 

 まるで医療ドラマを見ているかのような、お医者さんの苦悩が生々しく描かれている本でした。訳者は若い医師に読んでほしいと思っているとのことですが、一般人が読んでも楽しめました。

 私たちが悩んでいるのと同様、お医者さんも悩んでいます。

 

 もしどうしようもなくなって、どうしても治療したいという場合には、闇雲にお医者さんを変えるのではなく、難しい症例を得意にしている病院がありますので、そういった病院にかかるようにしましょう。

 

正しい医療情報

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 根拠に基づく記事を書くための勉強ができるということで、五十嵐中先生の勉強会に行ってきました。

 2019ヘルスケア発信塾 第1回「医療のオカネの話をする前に知っておきたいこと」(講師:五十嵐中さん) | Peatix

 教わったポイントをいくつか書いておきます。

 

仕組みが書いてあるから正しいわけではない

 調査結果が書かれているとき、どんな調査をしたかで信頼性がまったく異なるものになります。

 以下はそれぞれの調査方法に対する信頼性の高さを示した表です。Levelが小さいほど、信頼性が高いということになります。内容は難しいですが、要は、ちゃんと比較するほど信頼性が上がるということです。

 

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参考: https://www.jsh.or.jp/liver/level%20classification.htm

 

 どこかの偉い人が言っただけのものがLevel 6だというのは納得するところだと思いますが、実は、それよりも信頼性の低いLevel 7というものがあり、それは作用機序を書いたもの、つまり、仕組みを書いたものだそうです。

 

 なんとか分子がなんとか細胞と結合して、なんとかになるから効果があります!なんて表現の記載はよくありますが、最も信頼性が低い、ということです。

 これは身体の仕組みはそんなに簡単なことではないので、きちんと本当の身体で、ばらつきをもって比較しないと分からないということですね。

 

調査不足かもしれない

 何かと比較して増えた減ったというとき、だいたい1を中心として、1より大きいか小さいかの数値で表します。0.2~0.4というような場合は、ああ確かに減る効果があるんだなと分かります。2.0~3.0というときは、ああ増える効果があるなと分かります。

 では、0.6~1.2とかはどうでしょう。

 これは真ん中である1をまたいでいるので、どちらとも言えない、ということを意味します。もっとたくさん評価しないと結果が分からない、つまり、調査不足ということになります。

  

 

 逆に言うと、勘違いさせたい、ミスリードを誘いたい場合には、こういう表現がよく用いられるということでもあると思います。

 そういう間違った記事を信用しないように気をつけましょう。

 

医療における賢明な選択

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 かぜに抗生物質は効かない、というのは、ある程度有名な話です。

 かぜの大部分の原因はウイルスで、抗生物質は細菌にしか効かない、というのが理由ですが、なぜそうなのでしょうか?

 ウイルスと細胞の違いは以下の通りです。

 

  • ウイルス …… 細胞を持たない
  • 細菌   …… 細胞を持つ

 

 抗生物質は、細胞に対して影響を与えます。なので、ウイルスには効かないのですね。

 というわけなので、基本的にかぜをひいたときには、対症療法としてOTC医薬品などで症状を和らげて自力で回復するのを待つ、という選択をすることになります。

 参考:細菌とウイルス | 感染症の基本 | 一般の方へ | かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使ってAMR対策~

  参考:抗菌薬とは | 感染症の基本 | 一般の方へ | かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使ってAMR対策~

 

 このように、賢明な選択をすることを推進する「Choosing Wisely」という活動があります。

 この活動自体は、米国から始まったものだそうです。

米国内科専門医機構(American Board of Internal Medicine:ABIM)財団が2012年に始めたキャンペーンで、「根拠が乏しいにもかかわらず実施されている過剰な医療行為をEBM(科学的な裏づけ)の観点から見直す」という活動である。
 医療者と患者が、対話を通じて、
  ・EBMがあり
  ・すでに行われた医療とは重ならず
  ・害が少なく
  ・患者にとって真に必要な
医療(検査、治療、処置)の“賢明な選択”をめざす国際的なキャンペーン活動である。
 医学会はもとより、一般市民にもわかりやすく公開し、医療提供者と市民の間で相互に考え、過剰診療を減らそうといういわば‘草の根活動’である。現在は80の専門医学会が参加し、約500項目のリストが公開されるまでになっている。

 参考:http://www.oka-hosp-a.jp/iryouinfo/keyword/files/key_a-c.html

 

 日本でも同様の活動「Choosing Wisely Japan」が始まっています。

 先のかぜに抗生物質を、という件もそうですが、これらは決して「してはならない」ということを言っているのではなく、きちんとお医者さんと話し合った上で決めましょう、ということを言っています。

 お医者さんであれば検査や治療法の効果の良し悪しが分かることも、一般人には分からないことが多いです。一方、専門的な用語であっても様々なメディアから情報が入ってくる時代でもあり、正しい知識と間違った知識がまぜこぜになって入ってしまうことも多いです。

 病気に対する不安から、たくさん検査をしたり薬を飲んだりしたい気持ちになるのは当然のことだと思いますが、検査も薬もどちらも万能ではなく、効果よりも副作用のほうが大きいこともある、ということをきちんと理解しておくことも、また大事だと思います。

 

 こういう背景を知ると、「検査や薬は身体に悪いんだ」と思い込み、今度は検査も受けないし薬も飲まないという判断をする傾向になることがありますが、それは間違いです。

 重要なことは、お医者さんときちんと対話をして、賢明な選択をするというところにあります。

蚊に嵐が来た!と知らせるデバイス

人類を一番殺戮している蚊。精神に一番ダメージを与えているのも蚊。

そんな蚊は、嵐が来ると避難するそうです。

そこで嵐が来たと知らせるデバイスを装着することで、蚊を寄せ付けないというアイデアです。

www.nopixglobal.com

 

kickstarterをやっていたようですが、残念ながら成功しませんでした。

https://techable.jp/archives/82178

 

寄せ付けないようにしたところで、蚊は減りません。

撃退するための直接的手段を講じようとしているものもあります。

レーザーで撃ち落とそうという

 

jp.techcrunch.com

射程は長さ100m幅30m高さ3mだそうです。

 

レーザーを使うものの、ただ教えてくれるだけのデバイスもあります。

こちらのほうが実用的かもしれません。

bzigo.com

TREKZ AIR

耳の中に入れないイヤホンはないかなと電器屋で探していた時、スタイリッシュな耳掛け型イヤホンがあって、よく見たら骨伝導と書いてありました。

試聴ができるようになっていたので、試しに聴いてみました。今までの骨伝導はあまりいい音質のものがなかったので、音質にはまったく期待していませんでしたが、大音量で音が飛び込んできて、いい意味で、とてもびっくりしました。

外側を触るとかなり振動していましたが、耳にはまったく振動はありません。耳はまったく塞いでいません。

即決しました。

 

aftershokz.jp

 

普段は、IE60というイヤホンを使っているのですが、音質はそれよりは軽い感じで、正直あまり良くないかもしれません。

ゼンハイザージャパン株式会社 | SENNHEISER 製品 | IE 60

 

ただ高音がとにかくよく出て、イヤホンの位置を耳の真上に持ってくると、とくにはっきりします。位置は結構自由にセッティングできます。

また、なぜか耳栓(普通のソフト耳栓です)が付属していて、これをすると、まったく音質が変わって低音バリバリになるという、謎イヤホンです。

 

耳をふさがない、ワイヤレス、生活防水、ということで、掛けっぱなしで生活できます。これは生活スタイルが変わる代物なのではないかと思ったりしています。

 

Mosaic型就労モデル

異世界だけがVRではありません。

VRで遠隔地とつなぐ技術については、ANAもかなり大規模に取り組んでいます。

ANA、単なる航空機の会社だと思っていました。

www.moguravr.com

 

アイデア自体はSFでよくある感じですが、今の技術レベルなら、そこそこ実用的なものをすぐ実現できそうです。

VRで疑似外出体験、とかは事例がありますね。

www.fnn.jp

 

一方のこちらは、1つの人格へ統合するという、面白い取り組み。

www.lifehacker.jp

これは、例えば英語が得意な人、経理が得意な人などをネットワークを介して集め、一人ひとりが持つ強みを1つのバーチャルな人格に統合するというまったく新しい発想です。

 

これって、PCでの仕事が大部分のワーカーにとっては、すぐにでもできるものなのでは?

PC画面へ複数人でシェアして、それぞれで同時に文書をつくったり、コーディングしたり。

別々にやるほうが効率的、というのは、それぞれが100%の力を発揮できるケースです。

それぞれが100%取り組めなくても、100%以上の効果を出すことができます。

 

メインとして動く人と、それをスポットでサポートする人。

新しいシェアリングの形になるのではないかと思います。

 

医療の問題と解決方針まとめ(随時更新)

 

2025年問題

概要 

2025年には団塊の世代が75歳を迎え(いわゆる2025年問題)、そこからおそらく5~10年が日本医療のピークだと考えています。

 いわゆる臨床に携わる医師は減ると思いますが、逆に周辺の産業に携わる医師は大きく増加すると見ています。

これは実現可能かどうかは分かりませんが、従来の出来高払いを変更し、例えば糖尿病の管理であれば「HbA1cを一定の値に抑える」といった成功に対して報酬を支払うというやり方もあるでしょう。その代わり、それを誰が実現しても構わない。医師でも保健師でも栄養士でもいいというやり方も、イノベーションとしてはあり得ると思っています。私はこれを「医師の裁量権の拡大」だと解釈しています。

https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/column/15/092500130/062200007/?ST=health&P=3

 

データ

65歳以上の高齢者 2025年3,657万人(75歳以上2,179万人)

世帯主が65歳以上の高齢者である世帯数、2005年には 1,340 万世帯、2025年には、約1,840万世帯

高齢者の世帯の約7割一人暮らし・高齢夫婦のみ

高齢者の一人暮らし世帯、約 37%に達する

2018年の医療費は42兆円、2025年の医療保険給付は総額54兆円

2017年以降、病院や医師の数は減少傾向

地方では病院をたらい回しにされる事例も多い

医師の人手不足による過酷労働状況が表面化

自宅のみで生活する日常生活自立度Ⅱ以上の高齢者は、2010年では280万人、2025年には470万人と急増

2025年には、認知症高齢者の人数は1,200万人を超える

https://boxil.jp/mag/a3592/

 

薬局の役割

概要

OTC医薬品は販売したらそれきりになっています。例えば、胃が痛くてネット販売で胃酸を止める薬を買った人が本当は胃がんだったとしても、誰もフォローできません。もし、OTC医薬品販売後に、薬剤師が医療機関を紹介するなどのフォローアップもすることができれば、保険収入は多少減ったとしても、OTC医薬品の売り上げを高めることで薬局を運営するといったモデルもあり得ます。

https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/060200102/060600008/?ST=health&i_cid=nbptec_sied_ndh_rel

 

 治験不足

 製薬企業がpuzzに治験情報を登録すると、その情報はsmtに反映される。患者はオンライン上で自分の治療歴や既往歴などの情報を入力し、スクリーニングを受ける。治験に参加できると判断された場合、治験コーディネーターが患者の主治医に相談して治験を実施する間の一時的な転院を内諾してもらう

 試作品を使った導入効果も明らかになっている。開発が数カ月遅れる懸念があった脳卒中患者に向けた新薬開発では、開発途中にpuzzを導入して治験情報を拡散し、予定の期間内に開発を終えることができたという。約2カ月の開発期間延長を回避できたことで4500万円のコスト削減を実現した。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04261/?ST=health&P=2

 

患者コミュニティ

Activaid「現在のところ、患者間のコミュニケーションでよく利用されているのはTwitterだ。患者は同じ病気や病態の患者とつながるための専用のTwitterのアカウントを持っている。そこには、自分が利用している医薬品や症状など詳細な情報を開示したり、日々の病態の変化などを記録して公開したりしている患者も少なくない」と話す。自身のデータを開示するモチベーションにつながるのは、コミュニティーとつながれることの他にも、困っている他の患者らに恩返しできることや、病気を管理できることだと分かったという。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01941/?ST=health&P=2

 

 

 

 

薬の自動販売機

 薬(医薬品)を買うときに、どこで買うかというと、ドラッグストアで買います。

 調剤薬局で買う人はあんまりいないんじゃないでしょうか。なぜか。面倒だからだと思います。問診票を書かないといけなかったりするかもしれません。気軽に買えることがポイントであり、気軽に買えないなら医師にかかります。

 

 簡単にを追求するなら、そもそも自動販売機で売ってくれないものでしょうか。

 規制の関係で、日本ではおいそれと自動販売機で販売するわけにはいきませんが、海外ではいくつか事例があります。

 

 こんな話題もあります。

www.news-postseven.com

「アメリカやイギリスには『リフィル処方箋』というものがあって、一定期間であれば1枚の処方箋で、患者が病院を受診することなく複数回薬を受け取ることができる。同じ薬をもらうためだけにいちいち医療機関を受診するのは非効率だということで始まった制度です。アメリカではリフィル処方箋を持っている人がネットで注文すれば、指定の自動販売機に薬局が薬を届け、それを後日取りにいくといったシステムもできている。自動販売機はウォルマートのようなスーパーなどに置いてある。日本でもリフィルの導入が何度も議論されましたが、厚労省は認めませんでした」

 

 こちらは、遠隔診療と組み合わせた中国の販売機です。

www.msn.com

 具体的には、日本のマイナンバーカードに相当する身分証明書を挿入すると、対応可能な医師のリストが表示される。医師を選ぶと、オンラインでその医師とビデオ通話になる。自分の症状を言い、医師に診察してもらい、処方箋を出してもらう(「薬ひょうたん」が印刷する)。隣の自販機に在庫がある薬であれば、そのまま薬が出てくる。自販機にない薬や煎じる漢方薬の場合、オーダーがそのまま工場まで送信され、患者の指定するところに届けられる仕組みだ。

 

 中国でもう1つ有名なものといえば、平安グッドドクターです。こちらの自動販売機も遠隔診療です。

小型AI無人クリニックが登場、中国モバイル医療スタートアップが示す「医療の未来」 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア

ドクターのKPIは「顧客満足度」 毎日37万人を診察する、平安グッドドクターのAI技術 - ログミーBiz

【図解】平安医好生(Ping An Good Doctor)による平安保険のコミュニケーション戦略 - dataway

 

 日本の自販機メーカーではトライしようとしていそうなところはあります。

生体認証できる自販機発売。ライブチケットや調剤薬品の受取などを想定 - Engadget 日本版

 

 薬ではないですが、なんか元気ほしいな、というときに、栄養ドリンクを自動販売機で買うことはあります。

アサヒ飲料株式会社と自動販売機による製品販売に関して提携 | 大正製薬

 

 OTC医薬品は、Over The Counterですから、自動で出すわけにはいかないのでしょうが、中国の例みたいに、印刷だけして店内で買うとか、そういったものがあってもいい気がします。

 わざわざ箱だけ置くみたいなことしないで済むと思うのですが。